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家族で食事をするのも教育になります

子どもにとって、学校と家庭は全てです。
したがって、日常生活そのものが教育だと言っていいでしょう。
家族みんなで食事をするだけでも、子どもにとって学ぶことが多いです。
たとえば苦手な食べ物があったとき、「少しでいいから食べてみなさい」と助言するのも立派な教育です。
また、両親がおいしそうに食べていれば勇気を出して食べられることがあるかもしれません。
それから、食事作法も親をまねて身につけることができます。
箸の持ち方、茶碗の持ち方など、大人になっても育ちが丸見えになる部分なので小さいうちに身につけさせたいところです。
音を立てて食べないよう注意するとか、「いただきます」「ごちそうさま」を習慣化することも重要な教育と言えるでしょう。
一緒に食事をすることで、子どもの小さな変化や違和感にも気づきやすくなるのもメリットです。
共働きの家庭も多く、一緒に食卓を囲むのが難しいこともあるかもしれませんが、教育の一環としてなるべく時間を合わせましょう。

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